寒さ厳しい折 一層ご自愛のほどお祈り申し上げますとともに
本年もよろしくお願い致します。
さて、また一年が始まりました。
皆様どのようなお正月をお過ごしでしょうか。。。
年末年始はテレビの特別番組や、コンサート、イベント等、社会人の方は身近な場所でゆっくり過ごされているでしょうか??
私の方は毎度のことながら、年末は実家のお手伝いをし、大掃除、初詣で年を跨ぎ、元旦から年末に撮り溜めしたテレビ番組を見て(音楽番組ばかりでしたが、とても楽しめました)、昨日は家族で東京の夜景を見に東京タワー周辺をふらふらしてみました。とても美しかったので、写真もご紹介します。
まずは、昨年のクリスマスの深夜に放送された歌手の小田和正さんの「クリスマスの約束」、続いてウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサート。日頃はニュース番組とドキュメンタリーしか見ないので、とても新鮮でした。
「クリスマスの約束」は今回で13回目だそうで、第一回目から見続けている私としては、毎年のクリスマスの楽しみとなっております。
今回は吉田拓郎さん、Mr.Childrenの櫻井さん、JUJUさん、スターダストレビューの根本要さん、その他たくさんのゲストの方が出演されていて、一方的に聞かされるコンサートではなく、コンサートの時間を一緒に楽しむ構成となっていて、ゆっくり曲を楽しむことができます。
この番組を観ると、今、この時代に生きて音楽をやる人たち(クラシックに限らず、洋楽、POPSなど、ジャンルを超えて)には、どんなことができるのか、この世界のために何ができるのか、という疑問を持つことができ、音楽をやっている意味、原点に還ることがで切る時間を持つことが出来ました。
歌に持つ力、音楽の力を実感しているからこそ、魅力を感じ、続けているのだと思います。
音楽は「自由」でいいのです。感じたように、ただ綺麗にやるのではなく、何かを表現するのが音楽なんですよね。
「クリスマスの約束」、もし機会があればご覧になってくださいね。
いろいろ書きましたが、今年の目標も決まりました。
ぼんやりと大まかにですが、決心することが出来ました。
今日は、私にとって大切な曲を紹介します。
十数年前、この曲と出会い、心に留まっていた歌です。
山下達郎さんの「蒼茫」です。

遠く翳る空から
黄昏が舞い降りる
ちっぽけな街に生まれ
人混みの中を生きる
数知れぬ人々の
魂に届くように
凍りついた夜には
ささやかな愛の歌を
吹きすさんだ風に怯え
挫けそうな心へと

未来へと 続いている
限りない命の隙間を
優しさは流れてゆくもの
生き続けることの意味
誰よりも待ち望んでいたい
さみしさは琥珀となり
ひそやかに輝き出す
憧れや名誉はいらない
華やかな夢も欲しくない
生き続けることの意味
それだけを待ち望んでいたい
To find out the truth of Life
黄昏が降りてくる
歌声が聞こえてくる
この夜景を構成する光の数だけ”人生”があることを感じます。
もちろん、人間の人生だけでなく、動物の人生も。
昨年は、良い意味も悪い意味も含めて、”生きている”ということを実感した一年でした。
今年は特に、「一期一会」という言葉を心に置いて、過ごして行きたいと思います。
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