2013年5月17日金曜日

さくらんぼの実る頃・・・

昼間は夏のように日差しが強い時期を迎えています。

GWころ、お散歩中に 遠くに見かけたお庭の木に、たくさん実がなっていて、それが「さくらんぼ」ではないか・・と振り返り思い出している今日このごろです。

インターネットで調べると、さくらんぼの実る時期は5月下旬らしく、少し早かったため、違う実だったのかと少し残念です。

温暖化の影響もあってか、みかんなども、昔では考えられない地域でも収穫できるそうですから、もしかしたら・・・と思っていたのですが。


一つの木にたっくさん実が付いていたので、感激してしまい、ある曲を思い出しました。

「さくらんぼの実る頃」

150年ほど前に発表されたフランスのシャンソンです。

私はジブリ映画の「紅の豚」で、加藤登紀子さんが歌っていたことで、この名曲に知り合えました。

さくらんぼの実る頃の儚い恋と失恋の悲しみを歌った歌ですが、爽やかで、流れるようなフランス語が美しく、心に残る一曲です。

調べると、昔からいろんな人が歌っていていらっしゃて、様々な雰囲気を味わえます。
伴奏も、テンポも様々で、旧い時代に録音されたもののほうが、味が出ていて素敵です。

現在はCDなど、ステレオから綺麗な音が出ますが、古き良き時代の蓄音機などで、当時のレコードを聴いてみたいものです。




LE TEMPS DES CERISES                                      さくらんぼの実る頃


Quand nous chanterons le temps des cerises      私たちがさくらんぼの季節を歌い

Et gai rossignol et merle moqueur             陽気なナイチンゲールやマネシツグミが

seront tous en fete                     浮き浮きしてるであろう頃

Les belles auront la folie en coeur            娘たちはおかしな想いを抱き

Quand nous chanterons le temps des cerises     恋人たちは心に太陽を抱くだろう

Sifflera bien mieux le merle moqueur          私達がさくらんぼの季節を歌い

(二番、三番省略)                     マネシツヅミがより上手にさえずるであろう頃



Jaimerai toujours le temps des cerises         私は常にさくらんぼの季節を愛するでしょう

Cest de ce temps-la que je garde au coeur      あの時以来、私は心に

Une plaie ouverte                      開いた傷を秘めているのです

Et Dame Fortune , en metant offerte          運命の女神が私のところに遣わされてきても

Ne saura jamais calmer ma douleur           決して私の苦しみを和らげてはくれないでしょう


Jaimerai toujours le temps des cerises         私は常にさくらんぼの季節と       

Cest de ce temps-la que je garde au coeur      心に秘めた思い出を愛するでしょう




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