2012年1月8日日曜日

迎春


新年、明けましておめでとうございます。


元旦から大き目な地震に襲われますが、今年は皆さんで頑張りましょう!
天災に負けるな!がんばろう、日本!!


さて、今年最初の”名言”をご紹介しましょう。
私が偉大なる音楽家の中で、最も尊敬する作曲家であるベートーヴェンの名言です。

ベートーヴェンといえば、学校の音楽室に飾ってある赤いスカーフを巻いた肖像画を思い出す人も多いでしょう。その人相から、「気難しい」とか「頑固だ」とか「怒ってる」とか、様々な人物像を想像するでしょう。

ベートーヴェンは幼少の頃から、音楽家であった父親から厳しい音楽教育を受け、若い頃から作曲家・演奏家として活躍し、世の中の注目を浴びていました。
しかし、20代のころに持病であった難聴がひどくなり、聴覚を失ってしまいます。音楽家としては致命的なことです。
ベートーヴェンは自殺することも考えたようですが、強い精神力をもって立ち直ることができました。

その不屈の音楽家が残した名言です。



多くの人々に幸せを与えること以上に、
崇高で素晴らしいものはない。

有限な存在でありながら無限の精神を持つ私たちは、
ひたすら苦悩し、そして歓喜するために生まれてきた。

神がもし、世界で最も不幸な人生を私に用意していたとしても、
私は運命に立ち向かう。

この世でなすべきことは、たくさんある。
すぐになせ!

  運命は耐え忍ぶ勇気を人間に与える。

 ベートーヴェン

今となっては、ベートーヴェンの人格や性格は現在に残された楽譜や手記などによってしか明らかにすることはできないのですが、たくさんの苦難や障害を乗り越えたベートーヴェンの言葉には説得力があり、現代の私たち(音楽を志してはいない人たちも含め)を励ましてくれていると思います。

あくまでイメージは、肖像画のように「気難しい」「厳しそう」「近寄りがたい」ですが、ピアノ・ソナタ「悲愴」第二楽章のような優しい音楽を作曲できるベートーヴェンは、思いやりに溢れ、本当に真面目な人だったのではないか・・・と私は考えております。




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