2013年2月25日月曜日

早春賦

そろそろ2月も終わり。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

2月は日も少ないためか、特に短い気がします。

それにしても、今回の冬は例年よりも寒いですね。成人式の大雪以降も、あそこまでとはいかないにしても、何度も雪が降り、まるで冷蔵庫の中のような寒さを味わいました。

早く春になってほしい・・

お昼ごろの暖かさは春を予感させるものですが、朝晩のこの冷え込みは続きそうですね。

最近、素敵なテレビCMを観ました。
私はあまりTVを観ないのですが、素晴らしいバイオリンの音色と映像に惹かれ、魅入ってしまいました。



JR東日本のエコ活動に関するCMで、バイオリニストは、五嶋龍さんです。
五嶋龍さんは、現在NY在住で、二年ほど前にハーバード大学の物理学部を卒業しています。
空手やギターが趣味だったりと、多才な音楽家です。

演奏している曲は、日本の唱歌「早春賦」。
主役はバイオリンなので、歌はありませんでしたが、安定した低音と柔らかいバイオリンの音色が最高です。

「早春賦」は1913年に発表された曲で、「日本の歌百選」に選ばれています。



            早 春 賦

         春は名のみの 風邪の寒さや
         
         谷の鶯 歌は思えど

         時にあらずと 声も立てず
 
         時にあらずと 声も立てず



         氷融け去り 葦は角ぐむ

         さては時ぞと 思うあやにく

         今日も昨日も 雪の空

         今日も昨日も 雪の空


         春と聞かねば 知らでありしを

         聞けば急かるる 胸の思いを

         いかにせよとの この頃か

         いかにせよとの この頃か



立春は過ぎ、暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い今日このごろ・・・

「早く春が来ないかな~」と待ち遠しい私の心境にピッタリの歌でした。

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