GWころ、お散歩中に 遠くに見かけたお庭の木に、たくさん実がなっていて、それが「さくらんぼ」ではないか・・と振り返り思い出している今日このごろです。
インターネットで調べると、さくらんぼの実る時期は5月下旬らしく、少し早かったため、違う実だったのかと少し残念です。
温暖化の影響もあってか、みかんなども、昔では考えられない地域でも収穫できるそうですから、もしかしたら・・・と思っていたのですが。
一つの木にたっくさん実が付いていたので、感激してしまい、ある曲を思い出しました。
「さくらんぼの実る頃」
150年ほど前に発表されたフランスのシャンソンです。
私はジブリ映画の「紅の豚」で、加藤登紀子さんが歌っていたことで、この名曲に知り合えました。
さくらんぼの実る頃の儚い恋と失恋の悲しみを歌った歌ですが、爽やかで、流れるようなフランス語が美しく、心に残る一曲です。
調べると、昔からいろんな人が歌っていていらっしゃて、様々な雰囲気を味わえます。
伴奏も、テンポも様々で、旧い時代に録音されたもののほうが、味が出ていて素敵です。
現在はCDなど、ステレオから綺麗な音が出ますが、古き良き時代の蓄音機などで、当時のレコードを聴いてみたいものです。
LE TEMPS DES CERISES さくらんぼの実る頃
Quand nous chanterons le temps des cerises 私たちがさくらんぼの季節を歌い
Et gai rossignol et merle moqueur 陽気なナイチンゲールやマネシツグミが
seront tous en fete 浮き浮きしてるであろう頃
Les belles auront la folie en coeur 娘たちはおかしな想いを抱き
Quand nous chanterons le temps des cerises 恋人たちは心に太陽を抱くだろう
Sifflera bien mieux le merle moqueur 私達がさくらんぼの季節を歌い
(二番、三番省略) マネシツヅミがより上手にさえずるであろう頃
Jaimerai toujours le temps des cerises 私は常にさくらんぼの季節を愛するでしょう
Cest de ce temps-la que je garde au coeur あの時以来、私は心に
Une plaie ouverte 開いた傷を秘めているのです
Et Dame Fortune , en metant offerte 運命の女神が私のところに遣わされてきても
Ne saura jamais calmer ma douleur 決して私の苦しみを和らげてはくれないでしょう
Jaimerai toujours le temps des cerises 私は常にさくらんぼの季節と
Cest de ce temps-la que je garde au coeur 心に秘めた思い出を愛するでしょう
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