9月も中旬にさしかかり、いつになったら暑さから開放されるのか・・と待ち遠しい方もいらっしゃるでしょうね。夏なのに夕立もなく、今になって水不足で節水を余儀なくされ、恵みの雨が待ち遠しくもありますね。
「暑さ寒さも彼岸まで」というように、本当にもう少しの辛抱だといいのですが・・・。
さて、私の方は、8月下旬に手首を痛めてしまい、不自由な毎日を送っています。
初めはそれほどの痛みでなかったので、すぐに治るものだと思っていましたが、だんだん酷くなり、今ではかなりの痛みになってしまいました。さすがにもう完治させたいので、お医者様に診て頂き、一気に治療する予定です。
皆さんなら、このような時どのように過ごしますか?
私なら、こんな時は、さすがにピアノの練習も控えなければならないですし、少しの間ピアノを弾けないことに不安も感じるのですが、ここは思い切って手首を休ませます。
普段ピアノを練習している時間を、他のことをして過ごすと思えば、いろんなことが出来ると思います。前向きに考えて過ごしていけば、精神的にも楽でしょう。
「トロイメライ」や「詩人の恋」などで有名なロマン派の作曲家、ロベルト・シューマンは指を故障して辛い日々を送っていた頃、母親への手紙にこのように綴っています。
人が単純に真面目に人生を受け入れ、高望みをしないなら、
人は楽園に住むこともできるだろう。
人は、自分の思い通りにならない時、イライラしたり、焦ったり・・「どうして・・」と悩むことが多いと思います。(私も若い頃はそうだったような・・。いや、今も時々そんな風になって・・・(*_*;)
しかし、もともと人生は思い通りにならないことばかりでしょう。簡単には思い通りにはならなくて、努力しても必ず報われるとも限らないわけで・・。
でも、人間は「幸せになろう」という希望を持って生きることができることは間違いないと思います。
生きていくことは厳しく、悲しいこともたくさんありますが、わずかな力でも残っている限り、何度でも立ち上げることが出来ると思います。
私の手首の故障と、シューマンの指の故障を同じレベルで捉えてはいけませんが^^;
どうか皆さんも、焦らず、怒らず、静かに現状を見据えて行動してくださいね。
そうすれば、きっと気持ちが落ち着くはずですよ。