2016年5月15日日曜日

至福の時間

土曜日の深夜はどうしても、やりたいことをこなそうとついつい、いつまでも作業に取り組んでしまいます。読書、来週の予定を細かく立てたり、ピアノの練習、音楽鑑賞・・やりたいことは山程あります。

一日が30時間あればいいのに・・と、思う毎日です。
母の日も終わり、またいつもの日常がやって来ました。😓


息子たちが母の日にプレゼントしてくれたカーネーション。
色んな色の花がほしい、と言ったら本当にカラフルなものを用意してくれて、
いろんな色が楽しめて嬉しかったです。



なかなか落ちついて本を読む時間もありませんが、今は「作曲家の生涯」という本を読み返しています。学生の頃に読んだのですが、それっきり本棚に並べたままでした。久々に読むと、忘れていたことや、再確認することもたくさんあり、すごく勉強になります。
ちなみに、今はベートーヴェンにハマっています。








ベートーヴェンは小さい頃から一番好きな作曲家でした。「楽聖」と呼ばれながらも、聴力の低下、いずれは完全に聴力を失う事になってしまうという悲劇に見舞われますが、苦悩の連続ながらも諦めることのない不屈の精神を、ベートーヴェンの作曲した音楽から感じ取ることができます。
ベートーヴェンの音楽は、乱暴のようでもありますが、ドラマチックで、ロマンチックです。

今年に入ってからは、本当に忙しくて、新しい曲にチャレンジしたりすることもできずに最近楽しんでいた曲を弾いたりしていたので、今はベートーヴェンのソナタを弾きたくてたまりません。

去年は、シューベルトとモーツアルトをよく弾いていたのですが、優しい音楽を弾きすぎたのかもしれません👀。

どの曲にも同じことが言えると思いますが、曲は一つのドラマだと思います。作曲家がどんな人生、心情であったのかを想像する道筋になります。
私は、ピアノの音そのものが好きですが、作曲家の人生を辿るのも好きですね。

私の人生に、ピアノや歌との出会いがあって良かったと思います。
本当に人生を楽しいものにしてくれています。

とは言っても、毎日家事や子育てで疲労困憊ですし、イライラもするのですが、音楽に関わっている間は、全てをリセットできるので、気持ちは楽チンですね。

皇后 美智子様も、以前何かの会見でおっしゃっていました。
お話によると、皇居にいても、何やら気持ちが落ち着かないことがあると。そのような時に、ピアノを弾くとイライラした気持ちなどがリセットできると。

もう十何年も前の会見ですが、その様子をテレビで観ていた時、そういう趣味(?)っていいなあ・・と思いました。嫌なことを忘れて、趣味に没頭できる時間は、嫌なことも忘れてワクワクしますよね。

最近話題の「大人の塗絵」もそうですよね。何時間も一つのことにしっかり集中できるとセラピー効果があるとかで、人気ですね。

私も挑戦したくて、一冊購入しました。
(でも、どこに塗り絵をする時間があるのか、本当に疑問😓 )



なんとか時間を作って頑張ります。



これは主人が作ったすごく小さなピアノの部屋。
猫が二匹います。素敵な部屋でしょ?
ヴァイオリンとチェロもあるんです。
主人も、何か、集中したかったのでしょうか・・




素材は紙で出来ていますが、これほど小さいと、紙を切るのも大変そう・・
少し力が余ったらグチャっといって終了しそうです。

マグカップと同じサイズです。

入り込んでみたい世界ですね。
スモールライトがほしいです。




さて今日は、ベートーヴェンにハマった私の心境を裏付けてくれる ドビュッシーの名言を紹介します。


芸術とは、最も美しい嘘のことである。

クロード・ドビュッシー


うーむ😓 。
私はベートーヴェンに騙されている。

😉💕



新年度を迎えてレッスンを開始された生徒さんたちが、少しずつ、自分のペースでピアノに関わり、進歩されているのをみると、本当に嬉しく思います。

この現実の世界と、幻想と夢の音楽の世界を楽しんでくださいね。

ピアノ声楽教室 庄司さよ子


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